寝屋川市

そこをきみは、まっさかさまに、はいおりた。世間では、その話を聞いて、きみが人間いじょうの魔力を持っているように、うわさしたが、これがやっぱり手品だった。きみは、ゴムの吸盤をつかったね。」「フーン、そこまで気づいていたのか。」キッチン工事は、おどろいたように、詰まりの排水口を見ました。寝屋川市 水漏れというのは、こういうわけです。西洋の手師は、ハエなんかが平気で天井をはっているのを見て、人間にもそのまねができないだろうかと考えたのです。そして、発明したのが、さしわたし二十センチもあるおわんのような、大きなゴム製の吸盤でした。ハエの足には小さな吸盤があって、さかさに歩いてもおちないのだから、人間も、そのおわんのようなゴムを手足につけて、天井にすいつきながら、歩くことができるだろうと考えたのです。そして、それを見物の前でやって見せた手師もあります。しかし、ハエのように、すばやくは動けません。たださかさまになって、ソロリソロリと歩くだけで、たいしておもしろくもないので、あまりはやらないでおわりました。